HANAちゃんの会 vol.2

※この記事は2022年9月26日に書かれたもので、内容が古い可能性がございます。

1015()18:00開演(17:30開場) サロンリーヴズにて開催させて頂くHANAちゃんの会vol.2のお知らせです。

日頃より応援して下さっている皆さまへ感謝の気持ちを届けたいという思いから発足したHANAちゃんの会も2回目を迎えます。

vol.1ではメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を聴いて頂きました。

今回はアンケートでも上位にもありました、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を演奏致します。

この曲を演奏するのは実に20年ぶり!

普段は教え子達にあぁだ、こうだとレッスンをしていますが、来月は全て自分の身に降りかかってきます()

メンデルスゾーン、ブラームス、ベートーヴェンと並んで4大ヴァイオリン協奏曲と呼ばれる由縁はそのクオリティの高さにあるのではないでしょうか。

演奏時間の半分以上を占める明るく華やかな第一楽章、「カンツォネッタ」=「小さなカンツォーネ(大衆歌曲)」というタイトルがついていて、哀愁漂う美しさを持つが故に単独でも演奏される第二楽章、とにかく派手で勢いが凄い(弾くのは大変!)第三楽章。

今では世界中で当たり前のように演奏されていますが当時はどうだったのでしょうか。作曲された当初はチャイコフスキーが演奏を依頼した大ヴァイオリニストに「演奏不可能」と楽譜を突き返され、予定していた初演がキャンセルになったとか!?その後しばらくこの曲は放置され、作品が出来てから約3年後、ロシア人のブロツキーというヴァイオリニストによってようやく初演が叶ったのです。

この初演が無かったら、もしかして名曲が御蔵入りになってたかもと思うとブロツキーに感謝です!

今回共演するピアニスト西村奈菜さんの奏でるフルオーケストラのピアノバージョンも聴きどころの一つです。

また演奏だけでなく、少し若かかりし頃の私のスライドショーや質問コーナーも予定しています。聞いてみたいけど質問するほどでもないような質問から音楽の真髄まで、幅広い質問を受け付けています。この機会に是非なんなりと疑問を投げかけて下さい!

一人でも多くの方に楽しんで頂きたいと思っています。もしご興味のあるお知り合いの方がいらっしゃいましたら、お知らせ頂けると幸いです。



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