朝晩の気温も落ち着き始め、このまま弦楽器奏者には最も辛い梅雨に向かって行くのかと思うと複雑な気分です 笑
今日は私の所属しているいずみシンフォニエッタ大阪のコンサートのお知らせです。
今回はクセナキス特集。ルーマニア出身のクセナキスは現代音楽作曲家でもあり建築家でもあります。さすが建築家、精密な数学的要素が盛り込まれた作品たち。「こんなの音楽じゃない!」と批判されることもしばしば。ロマン派のような感情に訴えかける音楽ではなく、どちらかというと頭で聴く(?)音楽。とは言え、心を無にして聴いていると何かが見えてくるのかも。私にとってクセナキスは初挑戦で、心情としてはワクワク:ハラハラが3:7といったところでしょうか。そして、プログラム後半のバルトークの2台のピアノと打楽器のための協奏曲。2月の公演ではバルトークの管弦楽のための協奏曲を演奏し、バルトークの中でも分かりやすく聴きやすい曲でしたが、さてさて今回はどうなる事でしょう。
秋にはバンドネオン奏者Ville Hiltulaとのタンゴトリオコンサートを神戸、大阪、京都で予定しております。こちらも次回ご案内させて頂きますのでお楽しみに!